メトロノームの合わせ方 パート2

メトロノームの話の続きをしましょう。

前回の記事で機械式メトロノームは、音で合わせるか見て合わせるか2択しかないということを解説しました。
両立させることはできないんですよね。

では、合わせ方についてもう少し深掘りしていきましょう。
機械式電子式の双方で検証していきたいと思います。

音で合わせる場合

メトロノームの歯車が動く時に「カッカッ」と音がします。
このに合わせるのが基本的な方法です。

個人練習や数人での練習で使う方法ですね。
音が聞こえる環境なら音で合わせるようにしましょう。

機械式メトロノームの音はまわりの楽器にかき消されにくく、心地いい音ということでこの音質のために機械式を使っている人も多いでしょう。
ベルも内蔵しているので、4拍子や3拍子などの頭で鳴らすこともできます。

ただ、この音はボリュームに限界があります。
大人数での合奏はもちろん、ドラムセット1台で全然聞こえなくなってしまいます。
ロックバンドの練習で、機械式メトロノームの音が聞こえるように演奏することは不可能でしょう(笑)

聞こえない音に合わせて演奏することは不可能ですよね。

その点、電子式メトロノームはミキサーに繋いだり、ヘッドホンで聞いたりすることで「クリックが聞こえる環境」を常に作ることができます。
その他にも様々なテンポを設定できたり、3連符や16分音符など細かいクリックを鳴らせる点でも電子式が優れていると言えるでしょう。

見て合わせる場合

合わせるポイントは「針が端に到達するタイミング」です。

たまに針が中央を通過した時に合わせるという人がいますが、これは間違いです。(私も昔はこう思っていました笑)
針が中心を通過する時は針がトップスピードに達している時なので、合わせるのが難しいです。

針が端に到達するタイミングは針のスピード「0」になる瞬間なので、合わせるポイントとしてはここしかないということですね。

ただ、針のスピードというのは連続的に変化しています。
トップスピードから急に「0」になるのではなく、真ん中を通過した後徐々に減速していき、端で0になるのです。
そこから徐々に加速して中心を通る時にトップスピードに達します。

視覚的にタイミングを合わせる場合、何かで「点」を作る必要があります。

機械式「点」は連続的に減速した後、スピードが「0」になった瞬間
電子式「点」はランプの点灯や液晶画面の針が両端に達した瞬間

どっちが点として捉えやすいでしょうか。
私は電子式だと思います。

どうでしょうか。
電子式の優位性が見えて来ましたか?
メトロノーム選びの参考にしていただけたらと思います。

メトロノームについては書きたいことがまだまだあるので、またの機会に書いていきたいと思います!
お楽しみに!

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