スティックコントロール練習 「グラッドストーン奏法」

今まで長々とスティックのリバウンドコントロールについて解説してきました。
今まであんまり書いていませんでしたが、これまでスティックコントロールとして紹介してきた奏法は「グラッドストーン奏法」という名前で体系化されています。

簡単にまとめるとリバウンドを使ってアップストロークを省略する奏法です。
普通、スティックを打面に向かって動かしヒットさせた後、もう一回叩こうと思ったらスティックを振り上げる必要があります。

そうすると振り下ろす、振り上げる、振り下ろす、振り上げると2つの動作が交互に必要です。
その振り上げる動作を打面からのリバウンドで行うことで振り下ろす動作だけで連打ができます。

そうすると動作が単純に半分になるので、スピードアップができるということですね。

とにかく速く叩きたいという人はグラッドストーン奏法を極めるといいでしょう。
極めるとこういう演奏ができるようになります。

 

また、スティックの軌道が安定するので、音色やタイミングを揃えやすいというメリットもあります。
毎回同じ音が出せるということですね。
そのため、クラシックのスネアドラムやマーチングなどでもよく使用されます。
特にマーチングではスネアドラムを演奏する人が複数いるので、グラッドストーン奏法を使うと全員で音色はもちろんスティックの軌道も揃うので見た目も良くなりますね。

 

ここまで読むと普通のセットドラマーだし、そんなに高速ドラミングに興味がない人はやらなくていいのかな?って思われるかもしれませんが、そうではありません。
打面はどこを叩いても少しはリバウンドがあります。

そのリバウンドの感覚を掴んで叩くのと、リバウンドを感じずに叩くのでは体への負担や様々な奏法への発展の面で差が出てきます。
普通のロックやポップスのドラミングでグラッドストーン奏法をそのまま使うことは少ないですが、ある程度できるようになっておくとダブルストロークやパラディドルなどがスムーズになります。

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