音楽理論解説 最初のコードは何になるのか

少し前にトニックコードについて解説しました。

今日はそれに関連して最初のコードを何にするのかについて基本的な所を解説したいと思います。

トニックコードとは曲の中で着地したような感じ落ち着いた雰囲気のするコードです。
曲はトニックで始まり、トニックで終わることが多いです。

その中で最初のコードがどうなるのかについて深堀りしてみたいと思います。

トニックコードの中でも始めは中心音のコードが使用されることが多いですね。
中心音とはCメジャーキーなら「C」Aマイナーキーなら「Am」のことです。

このコードから始まると一番おさまりがよく、安心して始めることができます。

よくあるアプローチとしてはイントロ、Aメロ、サビなんかは中心音のコードからスタートしてBメロ、間奏、Cメロなんかは他のコードからスタートするというものがあります。

どのブロックも中心音のコードからスタートするのもありですが、コード進行の面白みが少なくなってしまいます。
BメロはAメロと雰囲気が変わるからBメロとして存在意義があり、Cメロも曲中で雰囲気を変えるために存在します。

だったらコードも変えたほうがいいですよね。

今回は2つの方法を解説しましょう。
他のトニックコードから始める方法と、サブドミナントコードから始める方法です。

 

まず、考えられるのは他のトニックコードから始めるというものですね。
3度マイナー6度マイナーですね。

「空も飛べるはず」を見てみましょう。
キーはCメジャーなので、イントロ、Aメロ、サビは中心音のCコードから始まっています。
しかし、Bメロは6度マイナーから始まっています。
これで雰囲気を変えているんですね。

 

他の曲も見てみましょう。

あいみょんの「裸の心」はキーがA♭メジャーです。

イントロ、Aメロ、サビはそれぞれA♭から始まっていますよね。
しかしBメロはCm、3度マイナーからスタートしています。

 

また、もう少し変化をつけるなら、サブドミナントコードから始めるというものもあります。
流石にドミナントから始めると流石に浮遊感が大きすぎるので、ハマりにくいです。
トニックとドミナントの中間的な性質を持っているサブドミナントからなら始められるでしょう。

中心音のコード以外のトニックはマイナーコードなので、雰囲気を変えつつメジャーコードが使えるという面もありますね。

DISH//の「猫」を見てみましょう。
キーはE♭メジャーです。

イントロ、Aメロ、サビはそれぞれE♭から始まり、Bメロは4度メジャーの「A♭」から始まっていますね。

 

いかがでしょうか?
それぞれのコードがどういった雰囲気を演出しているのか感じながら曲を聴くのもいいかもしれませんね。

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