音楽理論解説 「ドミナント」

前回はトニックコードについて解説しました。
今日はドミナントについて解説です。

ドミナントとは簡単にいうとトニックコードの手前に置かれる事が多く次への展開を予想させるような効果があります。
トニックコードが着地した感覚というのを前回描きましたが、トニックが着地ならドミナントは宙に浮いているような感覚でしょうか。
ドミナントはトニックに向かおうとする性質があります。

なので、ドミナントコードで曲を終わらせるとなんか締りが悪くなってしまいます。

ダイアトニックコードでは「Ⅴ、Ⅶm−5」(5度メジャー、7度m7−5)です。
キーがCなら「G、Bm−5」ですね。

m−5コードはちょっと不安定な響きなので、5度メジャーが使われることが多いでしょう。
また、3度7thなどダイアトニックコード以外も視野に入れるといろんな種類があるのもドミナントコードの特徴でしょう。

 

具体的な曲で見ていこうと思います。

トニックコードでも紹介した「空も飛べるはず」が非常にわかりやすいです。
キーはCメジャーなのでドミナントは「GとBm−5」です。

Aメロは同じコード進行が2周あるのですが、それぞれ終わりはドミナント、始まりはトニックですね。
Bメロの終わり、サビの終わりもすべてドミナントです。

曲の終わりなんかはもっとわかりやすいでしょう。
ドミナントで宙に持ち上げてトニックに落とすような感覚を得られるんじゃないでしょうか。

 

また、ドミナントは5度メジャー以外にもいろんな種類があるのですが、そのへんはまたの機会に紹介できたらと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

Scroll to Top