ディレイの仕組み、歴史など

今日は昨日の続きでディレイの仕組み、歴史などを解説していきたいと思います。

ディレイは昔「エコー」と呼ばれていました。
以前にチラッと話にでたエコーとはディレイのことなんですよね。

エコーとはディレイの一種だと思っていただくといいと思います。

 

最初に発明されたディレイは「テープエコー」です。

テープエコーは輪っかになった磁気テープ(エンドレステープ)を用いて遅延した音を発生させます。

ざっくり描くとこのような仕組みになっています。

入力された音を分岐させテープに書き込みます。
書き込まれた音は再生される箇所を通るたびに再生されます。

一周回ったテープは消去される箇所を通ってまっさらな状態になって書き込み部分に返ってきます。

物理的なテープの速さで返ってくるタイミングを調節します。
速く回せばすぐに音が返ってきますし、遅く回せばゆっくり返ってきます。

Charさんが使っている動画がわかりやすかったので、貼っておきましょう。

 

まあ、見て分かる通りかなりデカイ機械ですよね。
(プレートリバーブに比べれば全然ましですが笑)

 

これをペダルサイズまで小さくしたのが、アナログディレイです。
BBD素子という部品を使って遅延した音を出します。

正直詳しいことはわからないのですが、信号を一瞬蓄えておける素子(コンデンサ)を大量に連結して遅延した音を出力します。

こんな感じのイメージかな?(笑)

BBDというのはバケツリレー素子という意味らしいので、上の図のように信号が各素子をバケツリレーのように通っていくようです。

この素子を通っていくうちに音質が少しずつ劣化していくので、遅延して出力された音は原音より少し高音域が削れた音になります。
劣化といえば劣化なのですが、この劣化具合がいい感じで丸い音になるということで今でも生産、使用されているエフェクターです。

 

最近のスタンダードはデジタルディレイですね。
信号をデジタルに変換し、一度メモリに書き込みます。
指定した時間経過したらメモリを読み込み、アナログ信号に変換して出力するというものです。

アナログディレイのように音が劣化しないのが特徴です。
デジタルになってしまえばぶっちゃけなんでもできるので、返ってくる音量を同じにして返ってくる回数を無限にしたら永遠に音をループさせたりすることもできます(笑)

また、音が劣化しないものもありますが、あえてアナログディレイっぽさをデジタルで再現したものなどいろんなタイプがあります。

DTMをする人ならDAW内のプラグインのディレイを使うことも一般的ですね。

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